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雑学の宝庫
更新日:
2009年1月14日
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◎スンデクッ(순대국)
韓国式ソーセージのスープ。
◎スンデクッパ、スンデクッパプ(순대국밥)
韓国式ソーセージのスープに御飯をいれたもの。
“スンデ”とは、豚の腸に、モチ米やタンミョン(春雨)、豚の血などを詰めて蒸した韓国式ソーセージです。“スンデクッ”とは、この“スンデ”のスープです。
豚骨を煮立ててアクをとり、そのスープに輪切りにしたスンデやスユッ(수육:水肉)という、頭肉などの雑肉を茹でて薄切りにしたものや、茹でたレバー、タンミョン(韓国春雨)を入れ、葱などを散らして作ります。
“スンデクッ”の主な材料は、スンデの他に豚の頭肉、耳、内臓などです。スンデクッは巨大釜で豚の骨を10時間以上、煮込んで作ったスープと、スンデを茹でたスープを6対4くらいの比率で混ぜて作ります。
これらの材料のせいで、結構、見た目はグロテスクです。また、独特の匂いがあるので、初めて食べる時は勇気が必要かもしれません。ただ、韓国の人が美味しそうに食べているのを見て、思い切って一口食べれば、スンデや野菜などの複雑な味わいに驚くことでしょう。
スンデクッには、エゴマをすりつぶした粉をたっぷり入れます。これは、豚の臭いにおいを消す効果があります。また、エビの塩辛を入れることが多いようです。エビの塩辛を入れることで豚肉の味が良くなるだけでなく、消化にも良くなるのだそうです。
“スンデクッパ”は、この“スンデクッ”に御飯を入れたものです。“パッ”とは、“御飯”の意味です。スープが“クッ”ですから、御飯を入れたスープは、“クッパ”となります。
お店で“スンデクッパ”を注文すると、普通は、“スンデクッ”と“パッ”は別々に提供されます。初めに具だくさんのスンデクッを味わい、その後、御飯を入れてクッパにして食べるのが一般的なようです。
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