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雑学の宝庫
更新日:
2009年9月27日
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◎マクジャン、マクチャン(막창구이、막장구이)
豚ホルモン焼きの一種。
「マクジャン(막창、막장)」とは、「最後の腸」という意味で、豚の場合は、肛門直前の「直腸」を指します。ところが、牛の場合は、何故か腸ではなく、「4番目の胃(ギアラ)」を指すそうです。ここで紹介するのは豚のマクジャンですから、豚の直腸の焼肉料理(ホルモン焼き)です。マクジャンは、豚一頭から30~40cmほどしか取れないのだそうです。
普通のホルモン焼きと違って、事前に茹でて、下ごしらえがしてありますので、神経質に焼かなくても食べられます。焼くことによって油が適度に落ち、あっさりした味わいになります。また、下処理のせいか、ホルモン独特の匂いは全くなく、ホルモンが苦手な人でも食べられる料理です。焼いたマクジャンは、専用の味噌につけて食べます。
このマクジャン・グイ(豚の直腸焼き)は、慶尚道地域、特に大邱(テグ)が有名で、マクジャン・グイの店が集まった「マクジャン通り」があるそうです。
ちなみに、韓国では炭鉱坑道の一番奥のことを「マクジャン」といい、「人生のどん底」、「回復の見込みがない最後の最後」という意味でも使われているそうです。
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