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雑学の宝庫
更新日:
2009年12月27日
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◎コッケタン(꽃게탕)
ワタリガニの鍋料理。
「コッケタン(꽃게탕)」の「コッケ(꽃게)」は、漢字で「花蟹」と書き、「ワタリガニ」のことです。「タン(탕:湯)」は、「スープ」の意味で、「鍋料理」を表します。ですから、「コッケタン」とは、「ワタリガニの鍋」のことです。
ワタリガニの他には大根、ズッキーニ、長ネギ、エホバッ(韓国カボチャ)、春菊などの野菜を入れます。味噌、粉唐辛子、塩などで味付けて作り、真っ赤なスープは旨辛いです。
真っ赤なスープが染み込んだカニの身はとても美味しいのですが、カニの旨みがたっぷり浸み込んだスープも絶品です。カニを食べ終わった後は、韓国の鍋料理のシメの定番として、残ったスープに御飯を入れ、炒めて、ポックンパッにしていただきます。カニの旨みが染み込んだスープを吸ったポックンパッもまた、最高に美味しいです。
居酒屋、食堂などで酒のつまみとして出されるほか、海産物料理の専門店で食べることができます。ソウルでは新沙洞(신사동:シンサドン)や、方背洞(방배동:パンペドン)などに専門店が集まっています。
ワタリガニは1~4月が旬ですから、寒い真冬にアツアツでピリ辛のコッケタンを食べて、体の芯から温まるのが、韓国の冬を乗り切る最上の方法ではないでしょうか。
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